おはようございます。
日本の少子高齢化社会がさらに進むことに不安な塗山正宏です。
今回のテーマは
人工股関節置換術とゴルフについてです。
患者さんから質問される内容のひとつとして、
たいぞうさん
「人工股関節置換術後にゴルフは出来ますか?」
と質問されることがあります。
人工股関節の手術を受ける年代は50~70代の方が多いので、ゴルフをやられている方がそれなりにいるようです。
では、質問の答えですが、
塗山先生
「術後3か月以降ならフルスイングしてゴルフしていいですよ」
と答えています。
ハーフスイングやアプローチ程度であれば、術後1~2か月でも可能かと思いますが、思いっきりクラブをフルスイングするのであれば術後3か月以降が安全かと思います。
もちろん回復の状況によっては、もう少し時間が必要かもしれません。
やはりある程度股関節周囲の筋力がしっかりしている状態でなければいけませんからね。
術後早期に思いっきりフルスイングした場合には、股関節がスピードつけて捻じれる可能性があるため脱臼リスクがあります。
脱臼を避けるためにも、術後早期のフルスイングは控えたほうがいいでしょう。
いや、控えるべきだと思いますよ!
というわけで、股関節の状態が落ち着いてからゴルフはやるようにしましょう!
焦りは禁物ですからね!(笑顔)
人工股関節の手術後にゴルフやるなら術後3か月以降にしましょう!
「チャーシューメ〜〜〜ン!」
たまにゴルフをやりたくなる整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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