世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。
その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。
ひたすら進め。
ニーチェ
この言葉は、整形外科医としての私の信念とも通じるものがありますね。
患者さん一人ひとりにとって最適な治療法は異なり、それぞれが歩むべきリハビリの道も唯一無二ですよね。
人工関節手術を受けた患者さんが、手術後の回復を不安に思うこともあるでしょう。
しかし、大切なのは「どこに行き着くのか」ではなく、「今できる一歩を確実に進めること」だと思います。
リハビリの道は個人差があり、一気にゴールを見据えるよりも、日々の積み重ねが回復への最短ルートとなることを信じましょう!
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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