おはようございます。
「朝起きたら滅茶苦茶マッチョになってたらどうしよう!!」というどうでも良い妄想をしてみる塗山正宏です。
起きてみたら服が入らない!!的な笑。
今日のテーマは、
変形性股関節症におけるレントゲン所見と症状の関連性についてです。
変形性股関節症は、基本的には時間と共に股関節の軟骨がすり減り、股関節の変形が進行していくことが多い疾患です。
レントゲン画像においては、変形性股関節症の病期が進行すると、股関節の可動域は徐々に減少していきます。
股関節の可動域が減少するということは、
・股関節が曲がらない
・股関節が開かない
・あぐらがかけない
・靴下が履けない
などの症状が出てきます。
そして、変形性股関節症の病期が進行すると、股関節痛は通常強くなっていきます。
股関節痛が増強することによって、日常生活に支障が出てくるようになります。
たまにしか股関節の痛みが出ていなかったのが、安静時痛や夜間痛などが出るようになります。
しかし、一方では末期変形性膝関節症でも、痛みをあまり感じない方も一部にはいらっしゃいます。
ただし股関節の痛みはさほど感じていなくても、股関節の可動域は減少していることが多い印象です。
反対に股関節の変形がまだ軽度の状態でも、股関節の痛みを強く感じる方もいますので、一概にレントゲン画像の状態だけでは判断できない場合があります。
必ずしも股関節の変形の状態と、痛みは比例するわけではありませんが、基本的には股関節の変形が強いほど痛みは強く感じる傾向があります。
変形性股関節症の病期が進行すると、股関節の可動域は減少する!
「日本の代表的な朝食」
朝食で白飯を食べることは殆どなくなってしまった整形外科医の塗山正宏です。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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