股関節100 変形性股関節症が発症する危険因子

発症する危険因子 股関節

おはようございます。
超高齢化社会になる日本の社会に不安を抱いている塗山正宏です。
なんとか人口減少を解決してほしいですね。



今日のテーマは、

変形性股関節症が発症する危険因子についてです。



変形性股関節症が発症する人ってどんな人が多いのでしょうか?

そして何があると発症しやすいのでしょうか?

変形性股関節症のガイドラインによると、

変形性股関節症発症する危険因子(日本)

・重量物の作業の職業
・寛骨臼形成不全(臼蓋形成不全)
・発育性股関節形成不全の既往(先天性股関節脱臼)


変形性股関節症が発症する危険因子(欧米)

・重量物作業や長時間の立ち仕事の職業
・寛骨臼形成不全(臼蓋形成不全)
・アスリートレベルのスポーツ
・発育性股関節形成不全の既往(先天性股関節脱臼)
・肥満



日本と欧米で若干の違いはあるものの、基本的には同じかなと思います。

日本人の場合は、やはり寛骨臼形成不全発育性股関節形成不全の既往があると変形性股関節症になる方が多い印象です。

印象というか実際にそうですね。

外来診療を行っていてもそう感じます。

これらのリスク因子を抱えている方は、将来変形性股関節症にならないように予防していきましょう!



寛骨臼形成不全があると変形性股関節症になりやすいので要注意!

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「たまに餅を食べたくなりませんか?やっぱり磯辺焼き

高速餅つきをやってみたいけど、手を挟まれそうで怖い整形外科医の塗山正宏でした。



【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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