おはようございます!
2月の時期になると受験を思い出す塗山正宏です。
中学受験は大変だったなぁ…
今回のテーマは、
セメントなのかセメントレスなのかについてです。
人工股関節のインプラントには、セメントを使用するタイプとセメントを使用しないタイプ(セメントレス)が存在します。
人工股関節のパーツのひとつとして、
骨盤に設置するカップと大腿骨に挿入されるステムがあります。
カップやステムのタイプは大きく二つに分かれていて、
・セメントを使って骨に固定するセメントカップ、セメントステム
・セメントを使わずに骨と固着するのを待つセメントレスカップ、セメントレスステム
があります。
私自身は現在は主にセメントレスステムを使用しています。
日本では8割以上の先生がセメントレスステムを使用しているのが現状です。
ちなみに、日本人工関節学会の2021年度のデータによると、
・セメントレス(カップとステムの両方ともセメントレス) 83.54%
・ハイブリッド(カップはセメントレス、ステムがセメントステム) 10.72%
・セメント(カップとステムの両方ともセメント) 5.74%
このデータから、ステムだけに注目すると
セメントレスステムが84%、セメントステムが16%になりますね。
というわけで、日本では圧倒的にセメントレスステムが多いということですね。
ちなみに私が行っている前方系アプローチでは、

・セメントレス 90%
・ハイブリッド 7%
・セメント 3%
という割合になっています。
前方系アプローチでは、さらにセメントレスの割合が増えていますね。
以上、日本の現状についてお知らせ致しました。
来月の期末テストに出ますからね!宜しく!笑
日本ではセメントレスのインプラントが使用される事が多い!

「カロリーオバケ!!」
たまにハンバーガーを無性に食べたくなる整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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