おはようございます!
とりあえず朝起きたら、遠くを見つめて眼のストレッチをする塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工膝関節のインプラントについてです。
人工膝関節はどんなインプラントで構成されているのでしょうか?
人工膝関節は主に4つの部品から構成されています。
の4つから構成されています。
膝蓋骨は場合によっては置換せず、インプラントを設置しない場合もあったりします。
人工膝関節のインプラントは、海外製のものが大部分のシェアを占めますが日本製のインプラントもあります。
インプラントによって厚みや形状が変わります。
膝の動き自体も変化したりします。
どのようなインプラントを使用するかは、患者さんの体形、骨の形、骨の質、靭帯のバランスなどを総合的に考慮して選択しています。
インプラントのデザインって本当に奥が深いんですよね。
う~ん、深いぃ~~~♪
というわけで、
人工膝関節置換術によって、痛みの原因となるすり減った軟骨と傷んだ骨が人工物に置き換えられて痛みがなくなることで、日常の生活動作が楽になることが期待できます。
最新の人工膝関節では、人工関節自体の性能が以前と比べ格段に良くなっていることにより耐久性が改善され、20~30年以上機能することが予想されています。
また、人工膝関節全置換術を受けるのに年齢制限はありません。
高齢であっても体力さえあれば年齢が90代でも手術を受けることは可能です。
人工膝関節置換術の手術を受けるのは70~80代の患者さんが多いのですが、最近は高齢化社会に伴って90代の患者さんも増えているのが現状です。
以上、人工膝関節のインプラントについて、塗山が説明しました!
人工膝関節と言っても色んな種類がある!
「白米よりも玄米派です!血糖値、気にしてるので!」
リングス時代のヴォルク・ハンの足関節技が好きな整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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