おはようございます。
まだまだ諦めずにブログの連日連続投稿を頑張るつもりの塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工膝関節再置換術の原因についてです。
人工膝関節全置換術後になにかしらのトラブルがあり、再手術が必要になる場合があります。
では、どういった原因で再手術になるのでしょうか?
日本人工関節学会の登録データ(2020年度)によると、上位4位の原因は、
データからは人工膝関節の再手術になる理由は、感染症が一番多いってことですね。
実は、人工股関節よりも人工膝関節のほうが感染症が起こるリスクが高くなります。
人工関節が感染症を起こした場合は基本再手術になります。
人工関節に細菌が入り込んでしまうと、抗菌薬の内服や点滴治療だけでは基本寛解するのが困難な場合が多いです。
しかも、感染症の場合には、難治性であることもあり、感染症を沈静化させるのに再手術が何度も必要になる可能性があります。
それくらい人工関節の感染症は怖い合併症になります。
気を付けていきましょ!!
感染症を起こすと治療に長期間かかるからやっかい!
「あぁ~~・・・感染症は怖い怖い・・・。」
辛いものを食べるのが好きだけど、食べすぎると翌日のお尻がとんでもないことになる整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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