おはようございます!
朝起きたらボブ・サップみたいな身体になっていたら焦る塗山正宏です。
服が入らないよ~~!!
今回のテーマは、
変形性膝関節症と貼り薬についてです。
変形性膝関節症の治療のひとつの選択肢として、湿布があります。
いわゆる貼り薬と呼ばれるものです。
日本人の高齢者の方は湿布好きな方、非常に多い印象です。
外来でも湿布の処方を希望される方がとても多いですね。
私もどちらかというと、好きなほうかもしれませんね(笑)
スキ、キライ、スキ、キライ、スキ・・・(葉っぱを千切りながら)。
やっぱりスキですね(笑顔)
気を取り直していきます。
湿布には色々な種類のものがあります。
暖かく感じる温湿布や、冷たく感じる冷湿布があります。
どっちの湿布のほうが効きますか?
結論です。
どっちを使うかは、あなたの好みですね。
シンプルな答え!!
実際には、どちらの湿布も皮膚の温度は上昇しています。
よく患部を冷やすのに冷湿布を張っている人がいるかと思いますが、湿布には冷却効果はありません。
湿布の勘違いあるあるですね!
患部を冷やすのは、純粋に冷たいものを当てなければいけません。
氷枕、冷たいタオル、保冷剤、アイスノン等・・・。
怪我して患部が腫れたらとにかく冷やしましょう!!
冷たいもので冷やす!!
はい、冷やす!(しつこい)
ここでひとつ湿布の紹介を致します。
ロコアテープ(一般名:エスフルルビプロフェン、ハッカ油)という湿布があります。
ロコアテープは経皮吸収型非ステロイド性鎮痛消炎剤です。
皮膚から鎮痛成分が吸収されていきます。
今までよく使われていたロキソニンテープやモーラステープなどに比べて、消炎鎮痛効果が強い湿布です。
私もどこかしら痛い時には、時々使ってますよ。
ただ通常の湿布より長時間貼ると皮膚がかぶれやすいので、そこは注意が必要です。
皮膚のかぶれを防ぐためにも、数時間で剥がしたほうがいいでしょう。
最後に私が好きな湿布を紹介します。
・ロコアテープ
・ロキソニンテープ
はい、この二つだけです(笑)。
膝関節、股関節、肩関節などに痛みを抱える人は、もし良ければ試してみてはいかがでしょうか?
日本人も私も湿布が好き。
「セクシー人参!」
筋トレで肩を痛めることが多いけど、筋トレは辞めない整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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