骨粗鬆症31 骨粗鬆症と日光浴

日光浴 骨粗鬆症

おはようございます。
お箸は右手でも左手でも使えるように練習していた塗山正宏です。
お箸の国の人ですもの。




今日のテーマは、

骨粗鬆症と日光浴についてです。






骨粗鬆症の治療は薬物療法が中心になりますが、それ以外にも対策方法があります。

そのひとつが日光浴になります。

骨粗鬆症は骨密度の低下によって骨が弱くなり、骨折などのリスクが高くなる状態です。

日光浴によって、皮膚が紫外線B(UVB)を吸収し、体内でビタミンDを生成することができます。

ビタミンDは、カルシウムの吸収に重要な役割を果たしていて、骨粗鬆症の予防にも役立ちます。

ビタミンDは、食事からだけではなく、日光浴により皮膚でも作られます。

しかし、日光浴には紫外線による肌のダメージや皮膚がんのリスクがあるのも事実です。

また、高齢者や体調の悪い人は、日光浴をすることができない場合もあります。

したがって、日光浴をする際には、適切な日焼け止めや帽子などの対策を講じ、また、個人の体調や環境に合わせて適切な時間や頻度で行うことが重要です。



では、実際にどれくらい日光浴をすれば良いのでしょうか?

夏なら木陰で30分冬なら手や顔に1時間程度が目安になります。

またガラスは紫外線をあまり通さないため、窓越しの日光浴ではあまり効果は期待できません。

一日中家の中にこもりきりの人は、食事から適切なビタミンDを摂取しないと不足してしまいます。

というわけで、骨粗鬆症の予防や治療には、ビタミンDを摂取することや、日光浴をする事が対策になるという事を覚えておきましょう!

簡単に言えば、日光を浴びながら散歩しよう!ってことですね(笑顔)。



骨粗鬆症の対策として日光を浴びながら散歩しよう。

「日光が気持ちいいにゃ~♪」

日光を浴びるとシミが増えてしまう年齢になった整形外科医の塗山正宏です。

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塗山正宏監修のリハビリジム


【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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