おはようございます。
大学生時代はネット麻雀(東風荘)にハマっていた塗山正宏です。
すっかりネット麻雀はやらなくなってしまいましたけどね笑。
今回のテーマは、
人工膝関節置換術と腫れについてです。
人工膝関節置換術後において、いかに術後に膝関節を腫れないようにするかが大事な要素のひとつになります。
腫れが強くなればなるほど、膝を曲げることが困難になります。
もちろん膝関節が腫れれば腫れるほど、痛みが強くなります。
そのため、いかに人工膝関節置換術後に、膝関節を腫れないようにするかが重要なのです。
術後の腫れ対策としては、アイシングシステムを用いて、しっかりと膝関節周囲を冷却しています。
さらに同時に膝蓋骨のうえが腫れないように、膝蓋上嚢(おさらの骨の上の部分)を確実に圧迫するようにして腫れを予防しています。
ただ包帯を巻いて圧迫するだけでなく、ガーゼを丸めたものを使用して、物理的に確実に膝関節周囲を圧迫をすることによって、腫れないようにコントロールするようにしています。
私はこういうちょっとした工夫が大事なことだと感じます。
というわけで、今後も膝が腫れないように対策をしっかりやっていきます!
なるべく膝関節が腫れないようにコントロールしていきましょう!
「手術する時は、指輪を必ず外してくださいね!」
たまに蒙古タンメンが食べたくなる整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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