おはようございます!
歳をとっても腰を悪くはしたくない塗山正宏です。
腰は何をするにも大事なところ!
今回のテーマは、
変形性膝関節症と変形性腰椎症についてです。
今回は変形性膝関節症と変形性腰椎症について
さらっとトークしていきましょう!
変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減って、骨と骨がぶつかる病気です。
膝関節は体の重さを支える大きな関節で、歩行や立ち上がりなどの動作に必要です。
変形性膝関節症になると、膝関節の動きが制限され、痛みやひきつれ感が生じます。
変形性膝関節症の原因は、加齢や肥満、運動不足、遺伝などが挙げられます。
変形性腰椎症とは、腰椎(脊柱の一部)の椎間板がすり減って、腰椎の骨が変形する病気です。
腰椎は胴体の動きを支える重要な部分で、前後左右に曲げたりひねったりすることができます。
変形性腰椎症になると、腰椎の動きが制限され、腰痛やしびれなどの症状が生じます。
変形性腰椎症の原因は、加齢や関節の使いすぎ、肥満、怪我などが挙げられます。
変形性膝関節症と変形性腰椎症は、密接な関係があります。
膝関節の痛みや動きの悪さが、腰に負担をかけて腰痛を引き起こすことがあります。
逆に、腰の痛みや動きの悪さが、膝に負担をかけて変形性膝関節症を悪化させることもあります。
膝関節と腰椎は、一つの連動した運動系と考える必要があります。
というわけで、変形性膝関節症と変形性腰椎症は合併率が高いとされています。
ちなみに、変形性膝関節症と骨粗鬆症との合併率は明らかではないとされています。
また、変形性膝関節症による活動性の低下から高血圧や糖尿病を発症し心血管疾患の合併により死亡に至る危険性が高いことが指摘されています。
怖いですよね…涙。
意外に変形性膝関節症というのはあなどれない病気っていうことですよ。
変形性膝関節症は放置せずにしっかりと治療していきましょう。
変形性膝関節症と変形性腰椎症は、密接な関係があります!
「ボリュームありすぎ!!」
お腹いっぱい食べる事に幸せを感じてしまう整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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