股関節104 変形性股関節症の進行の危険因子

危険因子 股関節

おはようございます。
のび太並みに早く寝ることが出来る塗山・のび太・正宏です。



今日のテーマは、

変形性股関節症の進行の危険因子についてです。




変形性股関節症が進行するリスクには何があるのでしょうか?

変形性股関節症のガイドラインによりますと、

変形性股関節症が進行する危険因子

日本
・寛骨臼形成不全(臼蓋形成不全)
・萎縮型(atophic type)

欧米
・高齢
・肥満
・股関節痛
・病期がKL grade 2以上
・股関節屈曲制限
・萎縮型(atophic type)

が挙げられています。




研究報告の結果で、日本と欧米で若干の違いはあるものの、基本的には同じかなと思います。

日本人の場合は、やはり寛骨臼形成不全(臼蓋形成不全)があると変形性股関節症が進行する可能性が高いと思われます。

また、骨棘が形成されないタイプである萎縮型の変形性股関節症も進行しやすいという事ですね。

もちろん体重が重いのも、変形性股関節症に影響しますよね。

体重が重ければ、それだけ負担がかかりますからね。

これらのリスク因子を抱えている方は、変形性股関節症が進行しないように注意していきましょう!


寛骨臼形成不全があると変形性股関節症が進行しやすいので要注意!

画像

「イルミネーションってなんか素敵」

電飾衣装で練り歩いてみたい整形外科医の塗山正宏でした。



【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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