おはようございます。
手術後の合併症が起きないように、いつも細心の注意を払っている塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工股関節置換術の合併症についてです。
どんな手術にも必ず合併症というものが存在します。
反対に言うと、合併症が存在しない手術はありません。
どのような手術にも合併症はあります。
もちろん人工股関節置換術においても合併症が存在します。
人工股関節置換術における主な合併症としては、
・出血
・感染症
・人工股関節の脱臼
・人工関節のゆるみ、摩耗
・深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症
・脚の長さの差
・神経障害
・術中および術後骨折
・股関節痛、大腿部痛の残存
・予期せぬ内科的合併症
などがあります。

今回は、合併症のなかでも出血について触れてみようと思います。

塗山先生!優しく教えてください!
人工股関節置換術では、骨を切ったり、削ったりします。
血液というのは骨髄内で作られているため、骨を切ると骨から出血するのです。
筋肉も切るともちろん出血します。
手術において、出血をいかに少なくするかというのは、非常に大事になります。
出血が少なければ、身体に対してのダメージも少なくなります。
「筋肉や腱を切る手術方法」と「筋肉や腱を切らない手術方法」では出血量に差が出ます。
また、手術時間も長くなれば出血量が増えます。
私はなるべく出血量を抑えるために筋肉や腱を切らずに行う筋間アプローチによる最小侵襲手術を行っています。そして、手術時間もなるべく短くするように心がけています。
出血は少なければ少ないほど良いですからね!
そう思いませんか?
手術室から塗山正宏がお伝えしました!
筋肉や腱などの組織をなるべく切らない事で出血量を抑える事ができる!
裸足で生活するのが好きな整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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