股関節235 人工股関節置換術の退院の目安

退院の目安 股関節

おはようございます。
昔はゲームボーイで遊んでいた時代がある塗山正宏です。
画面に線が入って見えない!!的な…笑。



今日のテーマは、

人工股関節置換術の退院の目安についてです。




人工股関節置換術の手術は、基本的には入院治療になります。

外来で行う日帰り手術ではありません。

通常のパターンは、手術前日に入院して翌日手術する流れが最も多いかもしれません。

病院によっては数日前から入院して手術になる場合もあれば、当日に入院して当日手術の場合もあるでしょう。




しげるさん
しげるさん

では、どうしたら退院が出来るのでしょうか?



退院の目安は病院によって様々です。

術後数日で退院の場合もあれば、術後1か月程度で退院の場合もあるようです。

私(塗山正宏)の手術の場合の退院の目安になりますが、

リハビリを継続して、杖を使用して平地歩行が安定、および階段昇降が可能であることです(あくまでも目安です。個人個人で変わります)。

術後しばらくはどうしても手術した脚の筋力が低下しますので杖が必要です。

また過度な負担が骨にかかってしまい、人工関節周囲の骨折を起こさないためにも、術後早期は杖を使用したほうが良いでしょう。

退院したからといって、初めは無理は禁物です。

万が一術後骨折を起こしてしまうと、リハビリがかなり遅れてしまいます。

調子が良いからといって、無理をすると思わぬトラブルが起こる場合がありますから、要注意です!

無理をすると強い筋肉痛が出て、しばらく歩行に支障をきたす事もありますからね。

骨折した場合には、痛みがより強く出たり、場合によっては再手術になることもあります。

焦りは禁物っていうことですね。

はい、焦りは禁物



術後早期は焦らない事が大事!

「チーズとアボカドのコラボは最強説」

ハンバーガーを食べる時はゼロカロリーだと思って食べるようにしている整形外科医の塗山正宏でした。



【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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