おはようございます!
もういくつ寝ると~お正月~♪と歌ってみる塗山正宏です。
あ、まだ気が早いか笑。
今回のテーマは、
変形性股関節症と変形性足関節症についてです。
整形外科医の塗山正宏です!
今回は、変形性股関節症と変形性足関節症の関連性について
軽く語ってみましょうか!
変形性股関節症とは、股関節の軟骨がすり減って骨同士がぶつかり合い、痛みや動きの制限を引き起こす病気です。
この病気は加齢や過重な負荷、遺伝的な要因などによって発症し、進行すると股関節の変形や機能障害を招きます。
変形性足関節症とは、足首の関節のことで、脛骨や距骨という骨が関節軟骨で覆われて構成されています。
変形性股関節症と同じように、足関節の軟骨がすり減って痛みや動きの制限を引き起こす病気を変形性足関節症といいます。
変形性股関節症と変形性足関節症は、互いに影響し合う可能性があります。
例えば、変形性股関節症で股関節の動きが悪くなると、歩行時に足首にかかる負荷が増えるため、変形性足関節症を引き起こす可能性があります。
逆に、変形性足関節症で足首の動きが悪くなると、歩行時に股関節にかかる負荷が増えるため、変形性股関節症を引き起こす可能性があります。
また、変形性股関節症で左右の脚の長さが違ってくると、姿勢や歩行に悪影響を及ぼし、足首や膝などの他の関節にも負担がかかります。
そのため、脚長差を調整するためのインソールや杖などを使用することを検討してみてもいいでしょう。
下肢の関節はどこか一つが悪くなるとお互いに影響しあうので、どこかの関節が悪くなり始めたら放置せず、負の連鎖を防ぐために早めに対処していきましょう!
今回は変形性股関節症と変形性足関節症の関連性についてトークしました。
股関節と足関節はお互いに影響しあう関節なので要注意!
「つった~~!!つった~~!!」
しばらくつったことはない整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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