おはようございます!
パソコンはデスクトップタイプよりもノートタイプを使用している塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工股関節置換術と手術後の生活の変化についてです。
塗山先生
手術後の生活の変化ですか。何が変化するんでしょうか?
東京都の15人くらいのトヤマファンの皆様、お待たせしました。
新しい股関節のブログ記事でごわす!
え?ごわす?
では、気を取り直して進めていきます笑。
人工股関節置換術は、股関節の痛みや機能障害を改善するために行われる手術です。
この手術によって、多くの患者さんが日常生活の質の向上を実感しています。
以下に、手術のメリットと手術後の生活の変化についてちょっとだけご紹介します。
人工股関節置換術と手術後の生活の変化
人工股関節置換術のメリット
- 痛みの軽減: 最も顕著な変化は股関節の痛みの軽減です。手術により、股関節の痛みが大幅に減少または消失します。これが最大のメリットだと思われます。
- 動きの改善: 股関節の変形によって狭くなった股関節の可動域が改善され、歩行や階段の昇降がしやすくなります。
- 日常活動の向上:股関節の痛みが減少することで、日常生活の活動が以前よりもスムーズに行えるようになります。日常生活においての活動範囲が拡大します。
- 他の関節への負担軽減: 正しい股関節の機能が回復することで、膝や腰など他の関節への負担が減少します。
手術後の生活の変化
- リハビリテーション: 人工股関節置換術の手術後はリハビリテーションが重要です。術後急性期は杖を使用した歩行訓練や階段の昇降訓練を行い、日常生活に必要な動作を再学習します。
- 生活スタイルの調整: 長時間の立ち仕事や重い物の持ち運びなど、特に人工股関節置換術の術後急性期は股関節に負担をかける活動は避けるようにします。
- スポーツや趣味の再開: 痛みがなくなることで、ゴルフや水泳などの趣味を再開できるようになります。ただし、コンタクトスポーツなどの激しいスポーツは避けることが推奨されます(そもそもやらないですよね笑)。
注意点
- 合併症のリスク: 人工股関節置換術の手術には感染症や脱臼などの合併症リスクが伴います。その他にも色々な合併症があります。これらを防ぐためには、術後の慎重な経過観察や動きに注意することが重要です。
- 定期的なフォローアップ: 人工股関節は耐用年数があります。人工股関節の耐用年数は現在20~30年は期待できるとされていますが、これには個人差があるため、定期検診を継続して行う事が重要です。
人工股関節置換術は、股関節の変形に伴う痛みを解決する非常に有効な治療法です。
手術を受けることで、多くの患者さんが痛みから解放され、活動的な生活を取り戻すことができます。
痛みに苦しんでいる方は手術を検討してみてもいいかもしれません(笑顔)。
人工股関節置換術の手術後は色々な事に注意しながら生活していきましょう!
「ハート型のトマト!」
ハート型のトマトは食べた事がない整形外科医の塗山正宏でした!
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
コメント