おはようございます。
「日本の標準時子午線は東経135度ですから!」っていうのを小学校の時に習った塗山正宏です。
確か明石市!
今回のテーマは、
人工股関節置換術と金属アレルギーについてです。
手術を受ける人のなかには、金属アレルギーがある人がいると思います。
ゆうきさん
私、ちょっと金属に敏感で・・・すぐかぶれちゃうんですぅ~
金属アレルギーの原因として多いのは、ニッケル、次にコバルトとクロムです。
ステンレス合金はクロムやニッケルを含みます。
コバルトクロム合金はコバルトとクロムを含みます。
もちろんアレルギーがある金属を体内に入れてしまうと、手術後にアレルギー症状が発生する可能性があります。
万が一、強いアレルギー症状が出てしまった場合にはインプラントを抜去しないといけないケースもあったりします。
そういった可能性を避けるためにも、私自身は基本的に金属アレルギーが起きない素材の人工股関節のインプラントを選択するようにしています。
そっちのほうが安心ですもんね。
具体的な使用する材質としてはチタン合金、セラミック、ポリエチレンなどです。
ちなみに、今まで私が手術を行った患者さんで、実際に金属アレルギーを発症したケースはありません。
もし仮に金属アレルギーがあるから手術が心配と思っている方も、御心配なく人工股関節の手術は受けることが可能ですからね!
安心して手術を受けてください!(プライスレススマイル)
安心できる医療をお届けするのが私の役目!
「サザエさんのジャンケンに全然勝てない・・・」
冬は寒いのであまり好きな季節ではない整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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