おはようございます!
まだ正座はなんとかできる中年男性の塗山正宏です。
膝が悪くならないようにストレッチ続けなきゃ!
今日のテーマは、
変形性膝関節症と膝の可動域についてです。
変形性膝関節症が進行すると、膝関節の可動域が徐々に低下していきます。
元々正座が出来たのが、可動域が低下することによって、正座が出来なくなってしまいます。
そして、膝を伸ばしても、膝の裏が床につかなくなってしまいます。
膝の可動域が悪くなってくると股関節や腰に負担がかかるようになってしまいます。
というわけで、

塗山先生
日常生活に必要な膝関節の大まかな角度を紹介してみましょう。
日常生活で必要な膝関節の可動域
・平地歩行・・・屈曲約70度
・階段昇降(10㎝)・・・屈曲約80度
・階段昇降(20㎝)・・・屈曲約100度
・階段昇降(30㎝)・・・屈曲約120度
・階段昇降(40㎝)・・・屈曲約130度
・椅子への着座(30~40㎝)・・・屈曲約100度
・正座・・・屈曲約150度
・あぐら・・・屈曲約130度
・和式トイレ・・・屈曲約145度
・床からの立ち上がり・・・屈曲約135度
膝の曲がりが悪くなればなるほど、日常生活での動きに制限が出てくるっていうことですね。
日常生活に影響が出ないように、膝関節の可動域は保つようにしていきましょう。
良く曲げて、良く伸ばす!
ストレッチ、ストレッチ!
健康な膝を保っていきましょう!
膝関節の可動域が悪くならないように気を付けましょう!

「じゃあ、みんなBBQしましょうか!」
年に1回くらいはBBQしてもいいかなと思っている整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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