おはようございます!
もう一度いきます!おはようございます!
はい、塗山正宏です!
今日のテーマは、
変形性膝関節症に外用薬は有用か?についてです。
塗山先生
外用薬っていうのは貼り薬や塗り薬のことですよ。
変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減って骨同士がぶつかり合い、炎症や痛みを引き起こす病気です。
高齢者や肥満者、スポーツ選手などに多く見られます。
変形性膝関節症は、一度傷ついた軟骨を元に戻すことは困難であるといわれています。
車のタイヤと一緒で使えば使う程すり減っていきます。
では、変形性膝関節症に外用薬は有用なのでしょうか?
変形性膝関節症のガイドラインによると、
「NSAIDs 外用は、変形性膝関節症に対して鎮痛、機能改善効果があり、重篤な合併症もなく有用である。」(エビデンスの強さ B:効果の推定値に中程度の確信がある)
とされています。
なるほど。
そうですか。
外用薬は鎮痛や機能改善効果が期待できるということですね。
ただし、薬剤適用部位の光線過敏症や湿疹などの皮膚障害が頻度の高い合併症として報告されているようですので、そのあたりは注意が必要かと思われます。
ちなみに私もどこかが痛い時は湿布を割と使ったりしますよ(笑顔)。
以上、参考になりましたでしょうか?
少しでも参考になっていれば私は笑顔になります!
では、またお会いしましょう♪
アデュ~~~(^^)/
変形性膝関節症には外用薬が有用である可能性があります!
「キャベツとみそ汁はおかわり自由なんで!」
おかわり自由という言葉に弱い食いしん坊の整形外科医の塗山正宏でした!
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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