膝関節8 変形性膝関節症とヒアルロン酸

膝関節

おはようございます。
身体のどこかしら筋肉痛であることが多い塗山正宏です。


今回のテーマは、

変形性膝関節症とヒアルロン酸についてです。


変形性膝関節症の治療のひとつに、ヒアルロン酸注射があります。

どんな注射かと言うと、膝の関節のなかに直接ヒアルロン酸を注入するものです。

そのまんまですね(笑)

では、

ヒアルロン酸にはどんな効果が期待できるのでしょうか??

ヒアルロン酸の効果

・関節組織を被覆、保護し、潤滑機能を改善する

・変性軟骨に浸潤し、変性変化の抑制、軟骨代謝を改善させる。

・滑膜組織に浸潤し、炎症及び変性変化を抑制する。

・発痛物質の作用を抑制して、疼痛抑制作用を発揮する。

などの効果があります。

変形性膝関節症に対しての治療方法の一つですので、膝の痛みが続いている方は、ヒアルロン酸注射を試してみてはいかがでしょうか?

ヒアルロン酸注射の投与方法は、通常ヒアルロン酸注射は1週間に1回を5週連続注射します。

5回1セットが標準的な注射スケジュールです。

その後は、膝の調子を見ながら投与間隔を調整していきます。

ちなみに、サプリメントのヒアルロン酸はどんなに沢山食べても、膝に対する効果は期待出来ません・・・涙

そこはしっかり把握しておいてください!

ヒアルロン酸のサプリメントは、特にオススメしてませんよ!

「私は顔には注射してませんので・・・笑」

ジャンボ鶴田のジャンピングニーパッドからの「オー!」が好きな整形外科医の塗山正宏でした。


【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

コメント

タイトルとURLをコピーしました