雑記3 外来は一期一会

外来 雑記

おはようございます。
整形外科医になってから外来と手術をこなしている日々を繰り返している塗山正宏です。



今日のテーマは、

外来は一期一会についてです。


臨床をやっているほとんどの医師には、通常外来業務があると思います。

ちなみに病院の外来とは入院せず病院に通って診察・治療を行う(受ける)こと、またはその場所のことです。

診療科によって、外来の流れは変わると思いますが、整形外科の外来診療、特に初診の場合の一般的な流れは以下のような感じかと思います。

初診の場合(よくあるパターン)

1,診察室に患者さんを呼び入れる

2,病歴などの問診、痛みがある部位を診察をする

3,レントゲン検査などの画像検査

4,再度患者さんを診察に呼び入れる。

5,画像検査の結果を元に治療方針を立てる

6,次回の予約をする(予約を入れない場合もあり)

だいたいこんな感じの流れなのではないでしょうか?

もちろん、大学病院、総合病院、クリニックなどの規模によって、診療スタイル、流れの違いはあるかと思います。

ただ病院でも診療所でも変わらないのが、初診で来られた患者さんと会うのは、そこで初めて会う人間だということです。

人生を生きているなかで、世の中の人達を自分と

・関わりを持つ人間

・関わりを持たない人間

に分けることが出来ると思います。

実際には生きていくうえで、自分と関わりを持つ人間のほうが圧倒的に少ないのではないでしょうか?(スーパースター的なカリスマの人なら別かもしれませんが…笑)

患者さんは数ある病院、クリニックの中からその病院を選択をして受診しに来られるはずです。

「患者さんはこのクリニックをあえて選んで受診している」

私は常にこの事を心に留めるようにしています。

タイトルにも書きましたが、外来は一期一会だと思います。

外来には患者さんは色んな悩みを持って受診されるわけです。

だから、少しでもその悩みが解決されるように、私自身が持っている知識、技術がその患者さんにとって少しでも悩みの解決策になればと願います。

もちろん私は万能な医師ではないので、全ての悩みを解決はできるわけではありません。

そして、全部の患者さんを100%満足させることができるわけではありません。

ただし少しでも、

・「受診してよかった」

・「また何かあったら受診したいな」

・「誰かにもおススメしよう」

と思われる外来診療にしたいですね。

そのためにも外来は一期一会という気持ちを常に忘れずに、私は頑張りたいです。

いや、頑張ります。

まだまだ私自身、力不足な所はあると思いますが、これからも少しでも関節の痛みで困っている人がいるのであれば、精一杯頑張ります!

少しでも幸せな気持ちになる人が増えてほしいですからね。

一度しかない人生ですから、みんなで幸せな生活をしていきましょうよ!

以上、駄文ですがたまには外来に対する熱い気持ちを文字に起こしてみました笑

外来診療は一期一会の精神で全力を尽くすのみ!

ハート

「熱いハートで外来診療を行っていきます!」


常にモチベーションを失わないようにしたい整形外科医の塗山正宏でした。


【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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