骨粗鬆症12 骨粗鬆症と喫煙と飲酒

骨粗鬆症 骨粗鬆症

おはようございます。
まだまだ自分の骨は丈夫であると信じ続けたい塗山正宏です。



今回のテーマは、

骨粗鬆症と喫煙と飲酒についてです。



はい!

定期的に骨粗鬆症について書いていますが、今回は喫煙と飲酒との関連についてです。

まずは、骨粗鬆症と喫煙の関連ですが、

骨粗鬆症と喫煙の関連性

喫煙女性の大腿骨近位部骨折リスクは非喫煙者より

・60歳で17%

・70歳で41%

・80歳で71%

・90歳で108%高い

というデータがあります。

年齢と共に骨折のリスクが上がっていきます。


また、骨粗鬆症と飲酒の関連ですが、

骨粗鬆症と飲酒の関連

1日のエタノール摂取24g以上の男女で

・骨粗鬆症性骨折リスクが38%上昇

・大腿骨近位部骨折は68%上昇

というデータがあります。

このデータから、飲酒も骨折に関連しているということになります。



ちなみに、純アルコール20gは、

ビール(アルコール度数5度)なら中びん1本500ml
日本酒(アルコール度数15度)なら1合180ml
焼酎(アルコール度数25度)なら0.6合約110ml
ウイスキー(アルコール度数43度)ならダブル1杯60ml
ワイン(アルコール度数14度)なら1/4本約180ml
缶チューハイ(アルコール度数5度)ならロング缶 1缶500ml
アルコール健康医学協会から引用

とのことです。

ビールなら350ml缶を2本飲むと、骨粗鬆症リスクが高まってしまうわけですね涙。



というわけで、骨粗鬆症に喫煙も飲酒も影響があるということなんですね。

そうですか、お酒の飲みすぎも、たばこの吸い過ぎも骨には良くないってことなんですね。

皆さんも気を付けていきましょうか!



喫煙と飲酒は骨にとって悪影響のようです!

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「かんぱぁぁぁああぁ~~~~~いっ!」

とりあえずビール派の整形外科医の塗山正宏でした。



【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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