おはようございます。
完全にファミコン世代(つーこんのマイクが好きだった)の塗山正宏です。
今回のテーマは
人工股関節置換術後の仕事復帰についてです。
患者さんからよく聞かれる質問シリーズです!
「人工股関節の手術を行った後に、どれくらいで仕事に復帰できますか?」
この質問、本当に頻繁に聞かれますね。
外来では本当に頻繁にこの質問を受けます。
やはり手術を考える皆さんは気になるところですよね。
では、早速答えていきましょう。
これはあくまでも一般的な目安です。
デスクワークはあまり身体を動かさないと思いますので、復帰まではあまり時間がかからないかと思います。
ただし、通勤のために歩く距離や時間が長い場合には、復帰する時期を検討する必要があります。
術後すぐに満員電車に乗るのは難しいですからね。
また、術後すぐに立ち仕事をしてしまうと、下肢のむくみがかなり出てしまったり、強い筋肉痛が出る可能性があるため避けたほうが無難でしょう。
特に人工股関節の手術後1か月は下肢のむくみがとても出やすい時期ですからね。
最終的には、細かい仕事内容や術後の回復のスピードには個人差があるので、実際には自分の身体の状態をみながら、職場と相談して仕事の復帰時期を決めるのがいいでしょう。
回復に時間がかかっているようであれば、仕事復帰の時期をずらしたほうが良いでしょうし、回復が順調であれば仕事復帰の時期を早めても良いかもしれません。
やはり術後早期の時期に無理をしてしまうと、股関節周囲の筋肉の痛みがしばらく続いてしまう事がありますので無理は禁物です。
そうすると股関節の回復が思わしくなくなってしまう可能性があるため、仕事復帰のタイミングは慎重に決めていきましょう。
仕事復帰を焦って、決して無理はしないようにしましょう!
仕事復帰の時期は自分の身体と職場と相談して決めていきましょう!
「セーブデータが消えてる~~~!!」
子供の頃のドラクエの冒険の書が消えてた時の絶望感が忘れられない整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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