おはようございます。
人間は色々考える事が出来るっていうのが素晴らしいと思っている塗山正宏です。
日々色々な事を考えたいですね。
今回のテーマは、
人工股関節置換術を考える年齢についてです。
人工股関節置換術は何歳になったら受けられるのでしょうか?
いや、受けたほうがいいのでしょうか?
よくある話としては、60歳以上にならないと、人工股関節置換術は受けてはいけないと言われていました。
そのため、現在地域の開業医に経過観察してもらっている患者さんのなかには、「60歳超えるまでは我慢しましょう」と言われている事がまだまだ少なくないようです。
なかには「痛みを限界まで我慢してから手術を受けなさい」と言われる方もいるようです。
痛みがあるのにずっと我慢しつづけるのって、辛くないですか?
限界まで我慢するのって辛くないですか?
絶対辛いですよ。
私なら我慢できないですね・・・涙。
現在は人工関節の性能が改良されたことによって、人工関節の耐久性が良くなり、年齢が50歳以上であれば人工股関節の手術を考えてもいいのかなと思います。
50歳以上であれば、トラブルがなければ人工股関節が一生もつ可能性が高くなっています。
仮に40代でも痛みが強く生活に支障が出ているようであれば、手術を検討するのもありでしょう。
私の考えとしては、股関節の痛みを限界まで我慢するよりは、ある程度のところで手術を受けて、痛みのない人生の時間を増やすほうが、有意義な人生を送れるのではないかと思います。
人生って限られた時間しかありませんから。
時間ってお金で買えないですし、返ってこないですからね・・・。
楽しい時間を少しでも満喫しましょうよ。
痛みのない身体で有意義な人生を送りましょう。
「はやく海外旅行に行きた~い」
4090gで産まれたビッグベイビー整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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