おはようございます。
朝起きたら幼稚園児になっていたらどうしようという妄想をしてみる塗山正宏です。
今日のテーマは、
変形性股関節症は若い人にも起きるのか?についてです。
日本における変形性股関節症の発症年齢は40~50歳がメインです。
40~50歳が発症するメインになりますが、それよりも若い世代の患者さんもいます。
ある研究データでは股関節痛を初めて自覚した年齢は平均37歳というものがあります。
そのうち、発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼の現在の病名)の既往があった場合には、
平均30歳というデータもあります。
意外に発症年齢が若いですよね。
元々、発育性股関節形成不全がある場合には、
・重度の肉体労働者
・長時間の立ち仕事
・トップレベルのアスリート
・過度な肥満
これらの要素があると、若くして変形性股関節症を発症するリスクがありますので要注意です。
もし、若くても股関節痛がしばらく続くのであれば、一度検査をしておきましょう!
早期発見できれば、変形性股関節症の進行を少しでも遅くできる可能性がありますからね。
早め早めの対処が大事!
変形性股関節症は若い人にも起きる可能性がある。
「カレーとみせかけて実はキャラメル」
キャラメルはあまり好きでない派の整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
コメント