おはようございます。
朝起きたら、5オクターブくらいの声が出るようになってたら驚く塗山正宏です。
ソプラノ歌手として生きていきます!笑
今日のテーマは、
変形性膝関節症と再生医療の治療回数についてです。
私は人工関節の手術をメインに行っていますが、手術以外の保存治療の選択肢として、再生医療のひとつであるAPSやPFC-FDの注射を行っています。
たまに患者さんから聞かれる質問として、
ひろしさん
再生医療の注射って何回打ったら良いのですか?
この質問、割と多いですね。
では、答えていきましょう。
塗山先生
特に決まりは無いです。そして、回数制限も無いです。
1回注射して、しっかり効果が出れば1回で終わりになります。
1回注射して、10の痛みが5になれば、もう1回打ってみることによって、痛みが5からさらに減る可能性があります。
1回注射して効果が殆どない場合でも、もう1回注射したら効果が出る場合もあります。
反対にもう1回注射しても効果が得られない可能性もあります。
元々の関節の状態によって、効果は様々ですので、効き目に関しては個人差があります。
やはり変形の状態が強ければ、効果が得られない可能性が高くなります。
変形が強い場合には、再生医療ではなく手術を検討するべきでしょう。
そして、再生医療の注射自体は即効性があるものではなく、じわじわ効いてくるタイプの注射になります。
実際には注射してから、3か月くらい経ってみて注射の治療効果を判断します。
以上、参考になれば幸いです。
再生医療の治療回数に制限は無し!
「パンケーキ食べたい!パンケーキ食べたい!」
パンケーキは食べたいけどカロリーが気になって仕方ない整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
コメント