おはようございます!
筋トレのやり過ぎでたまに肩を痛めてしまう時がある塗山正宏です。
老化って恐ろしいですね…涙。
今回のテーマは、
変形性股関節症による症状についてです。
変形性股関節症は、股関節に痛みを感じる代表的な病気ですが、実はそれ以外にも色々な症状が出ます。
変形性股関節症は、最初は鼠径部(そけいぶ)、脚の付け根の違和感を感じます。
それ以外にもお尻や太もも、膝関節に痛みを感じる場合があります。
発症当初は股関節周囲に違和感を感じますが、徐々に違和感からちょっとした痛みを感じるようになります。
変形性股関節症の初期の段階では、
・座っている状態から立ち上がる時
・歩き始める時
・長時間歩いた時
・階段の昇り降り
などでちょっとした痛みを感じますが、少しの休憩などで痛みがおさまります。
しかし、変形が進行してくると、すぐには痛みが治まらなくなってきます。
次第に歩き方や姿勢に変化が現れてきます。
脚を引きずって歩くようになります。
自分ではそのつもりがなくても、他人に指摘されることもあるかと思います。
さらに変形が進行すると、安静時や睡眠時にも痛みが出るようになり、痛みのせいで眠れなくなってしまいます。
さらに、階段の上り下りがとても困難になります。
股関節の可動域範囲が狭くなることにより、靴下が自分で履けなくなったりします。
変形がさらに進行すると脚の長さが変わってきます。
そうなってしまうと、痛みのせいで活動範囲が狭くなり、徐々に日常生活を送るのが困難になっていきます。
このように変形性股関節症は進行性の病気なのです。
少しずつ進行していく病気です。
症状が少し出始めたら、まずは一度自分の股関節の状態を確認したほうがいいでしょう。
自分の身体は自分自身が一番把握したほうがいいですからね。
放置してはダメですよ!
股関節に違和感を感じたら、まずは検査をしましょう!
「日本人の朝食はやっぱり焼き魚定食!」
しばらく焼き魚定食は食べていない整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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