おはようございます!
気が付いたらもう5月ですよ!
GWですよ!
はい、塗山正宏です。
今回のテーマは、
変形性膝関節症と装具についてです。
今回は膝のサポーターの話ですよ!
全国1000万人の膝の痛みに悩んだりしている皆様、お待たせしました!
膝の話題についてのトークですよ。
では、行きましょう~。
変形性膝関節症とは、膝の関節軟骨が摩耗し、炎症を引き起こすことで痛みや機能障害が生じる疾患です。
この変形性膝関節症において装具は、痛みの軽減、関節の安定化、および日常生活の質の向上に役立つ重要な治療オプションです。
装具の種類とその機能
・膝スリーブ:膝スリーブは、膝周辺の圧迫を提供し、軽度の痛みと腫れを管理するのに役立ちます。また、膝を温めることで血流を促進し、筋肉の柔軟性を高める効果もあります。
・ウェッジインソール:ウェッジインソールは、歩行時の膝への負担を軽減するために設計されています。足の内側または外側に小さなウェッジを挿入することで、膝への圧力を分散し、関節のアライメントを改善します。
・硬性装具(CBブレース、アンローダーブレースなど):硬性装具は、膝の特定の部分にかかる圧力を軽減し、痛みを和らげるために使用されます。これは、膝関節の内側または外側の負担を軽減することで、関節の過度なストレスを減少させることを目的としています。
装具の適切な選択と使用
・医師の診断:医師は患者さんの症状、活動レベル、および膝の構造を評価した上で、最も適切な装具を推奨します。装具の選択は個々の患者さんの膝関節の状態に合わせて選択されるべきです。
・フィッティング:装具は正しくフィットする必要があります。不適切なフィッティングは、痛みの増加やさらに膝の痛みを引き起こす可能性があります。したがって、装具士による正確な測定と調整が不可欠です。
・使用指導:装具を正しく使用するためには、適切な着用方法を学ぶことが重要です。医師や理学療法士は、装具の着用方法、活動中の注意点、およびメンテナンス方法について指導を行います。
まとめ
変形性膝関節症における装具の使用は、痛みの管理と関節機能の改善に有効です。
正しい装具の選択と使用は、膝関節の疼痛コントロールにおいてとても重要です。
医師の指導のもとで装具を選び、正しく使用することが推奨されます。
以上、少しでも参考になっていれば幸いです!(笑顔)
膝の痛みのコントロールするために装具を試してみるのもあり!
「筋肉にはチキン!」
筋トレ後にはチキンを食べる事にしている整形外科医の塗山正宏でした!
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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