おはようごじゃりまする~!
たまには変化球の挨拶をしてみた塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工股関節置換術後の退院後のリハビリについてです。
はい、恒例の外来でよく質問されるシリーズ!
ゆうさん
退院後のリハビリってどうしたらいいですか?
もちろん退院後もリハビリは必要です。
当院に通院できる方は、退院後は週に1回程度のリハビリ通院をしていただいています。
回復していけば、徐々にリハビリ通院の間隔を空けていきます。
2週に一度、3週に一度というな感じで、間隔を空けていきます。
遠方に住まれていて当院に通院困難な場合には、近所のリハビリができる病院に通ってもらうことにしています。
人工股関節置換術を行っている病院のなかには、術後のリハビリは必要ないと言い切っているところもありますが、それはちょっとあまりにも無責任かなと思いますね。
もちろん患者さんのなかには特別なリハビリがあまり必要がない人もいますが、術前の股関節周囲の筋力低下が強い場合や、股関節の可動域が狭い場合などは必ずリハビリが必要だと思います。
身体に染みついてしまっている変な歩き方の癖は自力だけで修正するのは難しいです。
手術をしただけでは綺麗に歩けるようにはなりません。
手術後にしっかりリハビリをすることによって、綺麗に歩けるようになるのです。
ここは滅茶苦茶大事なところなので、期末テストに出ますよ(笑)
退院後のリハビリはとても重要。
「とんこつラーメンがたまに食べたくなる!」
一蘭では5辛で注文、そして2回は替え玉をする整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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