おはようございます。
心臓の病気はしたくない健康志向の塗山正宏です。
心筋梗塞にはなりたくないな~~!
今日のテーマは、
人工股関節置換術と心臓病についてです。
変形性股関節症に対して人工股関節置換術を受けるにあたって大事なことがあります。
それは身体が健康な状態であることです。
仮に心臓の病気を患っている場合には、心臓の状態が落ち着いている事が手術を受けるのに必要になります。
人工股関節置換術の手術では、通常全身麻酔をかけてから手術を行います。
全身麻酔に耐えることができる心臓の状態でなければいけません。
心不全や心筋梗塞を起こしてすぐには人工股関節置換術の手術を行うのは難しいでしょう。
心臓の病気が改善してから最低でも3か月以上経過している事が、手術を受けるうえでは安全かと思います。
6か月以上経過するとより安全かと思います。
変形性股関節症は死ぬ病気ではありませんが、心臓の病気は死ぬ可能性がある病気です。
心臓の病気は甘く見れないですからね。
術後に心不全になる場合もあるので、可能な限り心臓の状態は整えておきましょう。
というわけで、心臓が健康な状態になってから、人工股関節置換術の手術を考えましょう!
何事も無理は禁物!
人工股関節置換術の手術を受けるには、心臓の状態が落ち着いている事が必要!
「胸が痛い?発作?恋?どっち!?」
ときめきを年々感じる事が無くなっている気がする整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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