おはようございます!
いつまでも歯を大切に生きていきたい塗山正宏です。
はっ、はっ、はっ~♪
今回のテーマは、
人工股関節置換術の術前検査についてです。

今回は人工股関節置換術を行う前の手術前検査についてです!
今回は、人工股関節置換術を行う前に外来で行う術前検査についてお話ししたいと思います。
人工股関節の手術とは、変形性股関節症や関節リウマチなどで股関節が痛みや機能障害を起こしている方に対して、自分の股関節を人工の関節に置き換える手術です。
この手術によって、痛みが軽減され、歩行や日常生活が改善されることが期待できます。
しかし、人工股関節の手術は大きな手術であり、合併症や再手術のリスクもあります。
そのため、手術を受ける前には、患者さんの健康状態や手術の適応、手術の方法やリスクなどを十分に検査や説明を行う必要があります。
これが術前検査です。
術前検査には、以下のような項目があります。
- 血液検査:貧血や感染症、凝固異常などの有無を調べます。
- 尿検査:腎機能や尿路感染症などの有無を調べます。
- 心電図:心臓のリズムや働きを調べます。
- 股関節、膝関節、脊椎などのX線検査:股関節だけでなく、他の関節、脊椎も含めて評価します。
- 胸部レントゲン:肺や心臓の状態を調べます。
- 呼吸機能検査:肺の機能を調べます。
- 股関節CT:股関節の形や大きさ、変形の状態などを調べます。人工股関節のサイズや位置の決定にも使われます。
- 股関節MRI:股関節の詳細な状態や股関節周囲の軟部組織の状態を評価します。
- 骨密度検査(DXA法):骨粗鬆症の有無や程度を調べます。骨粗鬆症の場合は、手術後の骨折や人工股関節の緩みのリスクが高くなります。
- 貯血:手術中の出血に備えて、自分の血液を採取して保存します。自分の血液を使うことで、他人の血液を使う場合に比べて感染症やアレルギーなどのリスクを減らすことができます。
- 手術説明と同意:手術の内容や効果、リスク、麻酔の方法などについて、医師から詳しく説明を受けます。手術の同意書にサインをして、手術を受けることに同意します。
術前検査は、通常は手術の約3~4週間前に行います。
実際には病院によって行う術前検査の内容が変わったりします。
検査の結果によっては、すぐに手術が行えずに手術が延期になる場合があります。
術前検査は、手術の安全性や効果を高めるために重要なプロセスです。
検査や説明の際には、疑問や不安なことがあれば、遠慮なく医師に相談しましょう。
人工股関節の手術は、変形性股関節症などで悩んでいる方にとって、生活の質を向上させる有効な治療法です。
しかし、手術にはリスクも伴います。
100%安全な手術は存在しません。
身体にメスを入れるわけですから、必ず何かしらのリスクを伴います。
手術を受けるかどうかは、患者さん自身の判断になります。
術前検査を通して、手術のメリットとデメリットをよく理解し、納得のいく選択をするようにしましょう。
以上、人工股関節の手術のための術前検査についてでした~!(笑顔)
人工股関節の手術前には色々な手術前検査がある!

「起こさないでにゃん♪」
救急外来のある当直夜勤の辛さはもう味わいたくない整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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