おはようございます!
草むしりは滅多にしない塗山正宏です。
はい、滅多にしませんね…。
今回のテーマは、
人工股関節置換術と草むしりについてです。
こんにちは!今回は草むしりについての話ですよ!
こんにちは!
全国65人のファン皆様お待たせしました!整形外科医の塗山正宏です。
今回は、人工股関節置換術を受けた方が草むしりをする際の注意点についてお話ししたいと思います。
人工股関節置換術とは、股関節の変形や痛みなどで日常生活に支障がある方に対して、人工の股関節に交換する手術のことです。
この手術によって、歩行や階段の昇降などの動作が楽になり、生活の質が向上するというメリットがあります。
しかし、人工股関節置換術を受けた方は、手術後に過度な負荷をかけないように注意しなければなりません。
特に、腰を曲げてしゃがんだり、膝を曲げて座ったりする動作は、人工関節にストレスを与える可能性が高いです。
そのため、草むしりなどの園芸活動をする際には、以下のようなポイントに気をつける必要があります。
草むしりの注意点
・草むしりをする前には、十分に準備運動をして、関節や筋肉をほぐしておきましょう。
・草むしりをするときには、腰を曲げてしゃがむのではなく、膝立ちになって腰を伸ばした状態で行いましょう。また、長時間同じ姿勢で作業をしないように、定期的に休憩を取って体勢を変えましょう。
・草むしりをするときには、手で直接草を抜くのではなく、草むしり用の道具を使いましょう。道具を使うことで、作業効率が上がるだけでなく、手や腕にかかる負担も軽減できます。
・術後早期は人工股関節が脱臼するリスクがあるので草むしりは控えましょう。出来れば術後3か月以降にやるようにしましょう。
・草むしりをするときには、自分の身体の状態や限界をよく感じて、無理をしないようにしましょう。痛みや違和感を感じたら、すぐに作業を中止して、必要に応じて医師に相談しましょう。
以上が、人工股関節置換術を受けた方が草むしりをする際の注意点です。
人工股関節置換術を受けた方でも、適切に配慮すれば、草むしりなどの園芸活動を楽しむことができます。
園芸活動は、心身の健康にも良い影響を与えるので、取り組んでみても良いでしょう!
ただし、安全に注意して、無理をしないようにしてくださいね。
草むしりは術後股関節の状態が安定してから行いましょう!
「これはTKGではないですか!」
定期的にたまごかけごはんを食べたくなる衝動にかられる整形外科医の塗山正宏でした!
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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