おはようございます。
ドラえもんの四次元ポケットが欲しい塗山正宏です。
今回のテーマは、
変形性股関節症とジグリングについてです。
「ジグリング??」
あまり聞いたことがない言葉かもしれません。
説明しましょう。
ジグリングとは簡単に言うと「貧乏ゆすり」のような運動のことです。
変形性股関節症の治療には保存療法のひとつとして、運動療法は大事です。
変形性股関節症の患者さんは、股関節に負担をかけすぎない程度に運動療法を行う必要があります。
変形性股関節症に対する運動療法には、
などの効果が期待できます。
ジグリングは、股関節に負荷をかけずに足を小刻みに動かす摩擦運動です。
小刻みに股関節を動かすことによって、関節液が循環し、関節軟骨に栄養が行き渡っていきます。
このジグリングの運動は、短期間ではあまり効果出ませんので、継続して行うことが必要です。
ただし、ジグリングを無理して行うと痛みがより悪化する可能性もありますので、無理しない程度に行うことが重要です。
なんでもさじ加減が重要です!笑
ちなみに外ではジグリングやりづらいですよね・・・
「あの人、落ち着きがないね・・・」って言われそうなので涙
ジグリングによって股関節の軟骨再生を目指すには1日2時間以上のジグリングが必要!
「お金払おうとしたら、お金がなーーーーい!チーーーーン!」
いつかはGoogle street viewにデビューしてみたい整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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