おはようございます。
硬めの布団で寝ると確実に腰が痛くなる塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工股関節置換術を受けることができる年齢についてです。
人工股関節置換術を受けることができる年齢に限界はあるのでしょうか?
答えとしては・・・
年齢に限界はありません。
外来に来られる患者さんのなかには、
れいこさん
私はもう歳だから手術なんて無理でしょ??
って言われる方はそこそこいらっしゃいます。
歳だからって諦める必要はないですよ!
そうなんですよ、高齢だから手術が出来ないということはありません。
高齢でも体力があれば手術は可能です。
反対に高齢でなくても、重篤な内科的合併症がある場合には、手術が困難になる場合があります。
ちなみに、私が人工股関節置換術を行った患者さんのなかでは、最高齢は93歳の患者さんです。
通常通りに術後リハビリを行い、杖歩行で元気に退院されました。
ちなみに私が人工骨頭置換術を行った患者さんの最高齢は101歳です。
その患者さんも動けるようになって退院されました。
最近は高齢の患者さんが本当に増えていると感じますね。
というわけで、歳だからって手術を諦める必要はないので!!
人間は歩けなくなってしまうと、体力や筋力が低下して、寿命が確実に短くなりますので・・・。
高齢だからといって手術を諦める必要はない。
「いつまでも元気に歩こうぜっ!」
休みの日はあっという間に過ぎてしまうと感じている整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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