おはようございます。
普段の生活では正座することは殆どない塗山正宏です。
すっかり洋式の生活ですね!
今日のテーマは、
変形性膝関節症と正座についてです。
変形性膝関節症は、膝関節が痛くなる代表的な病気です。
膝関節の軟骨が、加齢による摩耗や怪我による軟骨損傷によって、長期間かけて徐々にすり減っていくことが原因です。
一度損傷した軟骨は、基本的には回復しないため、痛みが徐々に増加する傾向にあります。
変形性膝関節症は進行すると、徐々に可動域が狭くなっていきます。
病期が進行すると、膝関節が曲がりが悪くなり、伸びも悪くなります。
膝が伸びなくなると、膝を伸ばしても膝の裏が床につかなくなってしまいます。
そうなってしまうと、歩いていても常に膝が曲がった状態になってしまい、歩行姿勢が悪くなってしまいます。
また、膝の曲がりが悪くなると、正座が困難になります。
正座がしたくても、膝が曲がらないために正座が出来ません。
変形性膝関節症が発症してそのまま放置しておくと、いつのまにか膝の可動域が徐々に狭くなっていきます。
膝関節の可動域の減少を最小限にするために、膝のストレッチは継続するようにしましょう!
曲げる!伸ばす!曲げる!伸ばす!
Say!
曲げる!伸ばす!曲げる!伸ばす!
うん、膝のストレッチを継続しよう!
変形性膝関節症による膝関節の可動域の減少には要注意!
「あ~、つった!つった!あたたたた!」
急に脚がつると焦る整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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