膝関節103 変形性膝関節症と正座

変形性膝関節症と正座 膝関節

おはようございます。
普段の生活では正座することは殆どない塗山正宏です。
すっかり洋式の生活ですね!



今日のテーマは、

変形性膝関節症と正座についてです。




変形性膝関節症は、膝関節が痛くなる代表的な病気です。

膝関節の軟骨が、加齢による摩耗や怪我による軟骨損傷によって、長期間かけて徐々にすり減っていくことが原因です。

一度損傷した軟骨は、基本的には回復しないため、痛みが徐々に増加する傾向にあります。

変形性膝関節症は進行すると、徐々に可動域が狭くなっていきます。

病期が進行すると、膝関節が曲がりが悪くなり、伸びも悪くなります。

膝が伸びなくなると、膝を伸ばしても膝の裏が床につかなくなってしまいます。

そうなってしまうと、歩いていても常に膝が曲がった状態になってしまい、歩行姿勢が悪くなってしまいます。

また、膝の曲がりが悪くなると、正座が困難になります。

正座がしたくても、膝が曲がらないために正座が出来ません。

変形性膝関節症が発症してそのまま放置しておくと、いつのまにか膝の可動域が徐々に狭くなっていきます。

膝関節の可動域の減少を最小限にするために、膝のストレッチは継続するようにしましょう!

曲げる!伸ばす!曲げる!伸ばす!

Say!

曲げる!伸ばす!曲げる!伸ばす!

うん、膝のストレッチを継続しよう!




変形性膝関節症による膝関節の可動域の減少には要注意!

「あ~、つった!つった!あたたたた!」

急に脚がつると焦る整形外科医の塗山正宏でした。



【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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