おはようございます!
運動不足にならないように気をつけたい塗山正宏です。
今回のテーマは、
変形性膝関節症と運動不足についてです。
塗山先生
え?また運動の話?って思わないでくださいね!笑
変形性膝関節症の進行と生活への影響
変形性膝関節症は進行性の疾患であり、初期段階では症状が軽微であることが多いですが、時間とともに症状は悪化します。
痛みや運動制限が日常生活の質を低下させ、趣味や社会活動への参加を困難にすることがあります。
変形性膝関節症が重度になると手術療法が必要になる場合があります。
運動不足と変形性膝関節症の相互作用
運動不足は、変形性膝関節症の発症だけでなく、既存の症状を悪化させる要因となりますので注意をする必要があります。
運動を行うことで、膝関節周囲の筋肉が強化され、膝への負担が軽減されるため、痛みのコントロールに役立ちます。
運動は継続して行う事がとても重要です。
運動療法
運動療法には、以下のような種類があります。
- 筋力トレーニング:大腿四頭筋などの膝を支える筋肉を強化します。
- 有酸素運動:心臓の健康を促進し、全体的な体力を向上させます。
- バランス運動:転倒のリスクを減らし、安定した歩行を助けます。
- ストレッチ運動:膝関節周囲の筋肉をストレッチさせることで膝の可動域を保つ事が出来ます。
★運動療法の実施時の注意点★
- 医師の診断を受ける:運動療法を始める前に、医師の診断を受け、適切な運動計画を立てることが重要です。
- 無理をしない:痛みを感じたら、無理をせずに運動を中止しましょう。
- 徐々に運動量を増やす:急激な運動は関節に負担をかけるため、徐々に運動量を増やしていくことが推奨されます。
変形性膝関節症と運動不足は密接に関連しています。
運動不足になると、下肢の筋力が低下し、さらに膝関節に負担がかかるようになってしまいます。
そうすると膝関節の痛みが増悪し、さらに運動不足になってしまいます。
悪循環にならないように気をつけましょう。
適度な運動により、膝の健康を保ち、痛みを軽減し、生活の質を向上させることができます。
日々の生活の中で、膝を大切にし、健康な生活を送りましょう!
約束ですよ!
約束げんまんですよ!笑
変形性膝関節症には定期的な運動がとても大事!
「から揚げ食べ放題!」
定期的にから揚げを食べたくなる整形外科医のチキン塗山でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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