おはようございます!
今日も元気いっぱい頑張るつもりの塗山正宏です。
「えいえいおー!」
今日のテーマは、
人工膝関節置換術と退院後の歩数についてです。
変形性膝関節症に対して人工膝関節置換術を受けたあとは、入院中にリハビリをしてから退院になります。
では、
やよいさん
退院後はどれくらい歩いたら良いのでしょうか?
う~ん、良い質問ですね!
答えとしては、
塗山先生
個人個人で違うので、はっきりとは言えません!
歯切れが悪くてすいません・・・笑
なぜなら、術前の状態や術後の経過によっても膝関節の状態は変わってきますし、腫れや痛みの程度、関節の可動域、筋力などが個人個人で異なるからです。
そのため、患者さんによって適度な距離や時間、頻度は変わります。
実際には膝関節の痛み、腫れ、疲労感などを考慮し、歩行数や歩行時間の調整が必要です。
歩いた後や翌日に痛みや腫れが強くなるようなら、負荷が強すぎる可能性があるので、歩く距離や頻度を減らした方がいいのかもしれません。
特に翌日問題なければ、少しずつ歩く距離や時間を増やしていく、というような調節が必要です。
ちなみに参考データとしては、
最終的には、この歩数を目標に歩数を増やしていきましょう!
焦らずじっくりリハビリを頑張りましょう!
歩ける身体ということは健康な身体ということですからね。
少しでも健康寿命を延ばして人生を楽しみましょう!
退院後は徐々に歩行時間や距離を伸ばしていくのが重要。
「カキフライとタルタルソースは最強コラボ!」
カキフライとビールの組み合わせが好きな整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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