おはようございます。
ネットニュースを見るようになり、すっかり新聞を読むことが無くなった塗山正宏です。
今回のテーマは、
骨粗鬆症と生命予後についてです。
骨粗鬆症というのは、骨折を起こしやすくなっている状態です。
骨折のなかでも大腿骨近位部骨折(大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折)は、移動能力の低下や生活機能を低下させるだけでなく、死亡率を上昇させると言われています。
また、脊椎(背骨)の圧迫骨折も死亡リスクが増加すると言われています。
骨粗鬆症があるだけでは、なかなか症状が出ませんが骨粗鬆症を放置して、骨密度が低下して骨折を起こすと、寿命が縮みますので決してあなどれない病気なのです。
骨粗鬆症があるだけでは全く症状がなかったりしますので、60歳超えていたら定期的に骨密度の検査はしておくのが良いでしょう。
将来の骨折を予防することは、より良い生活レベルを維持するためにはとても重要ですからね!
というわけで、骨粗鬆症が心配な方はまずは検査をしてみましょう!
骨粗鬆症を甘くみてはダメですよ!
「替え玉、バリカタで!」
たまにとんこつラーメンが無性に食べたくなる整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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