おはようございます。
ポンキッキ世代の塗山正宏です。
ガチャピンとムック!
今回のテーマは、
骨粗鬆症と疼痛についてです。
骨粗鬆症の疼痛には、
・骨折に由来する急性疼痛
・脊柱変形に由来する慢性疼痛
があります。
疼痛に対して、骨粗鬆症の治療薬で除痛を得る事が出来ると言われています。
具体的には、ひとつはカルシトニンという薬剤です。
椎体骨折に由来する急性疼痛に対して除痛効果が期待できます。
次に骨粗鬆症の標準治療薬である骨吸収抑制薬のビスフォスフォネート製剤は、骨粗鬆症性疼痛に対する除痛効果があるという報告があります。
また、骨形成促進薬であるテリパラチド製剤も除痛効果があると報告がされています。
骨粗鬆症があり、すでに疼痛が発生している場合には、上記薬剤による治療を検討してもいいかもしれません。
骨粗鬆症に伴う骨折を起こしたら、骨粗鬆症の治療をしましょう!
「もう、なにもしたくない・・・」
気が付いたら年々白髪の数が増えている整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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