おはようございます。
半年に1度はCT検査で健康診断を受けることにしている塗山正宏です。
今回のテーマは
人工股関節置換術後のCTとMRIについてです。
よく質問されることシリーズの時間です。
まさおさん
「人工股関節置換術を受けた場合、なにか検査の制限はありますか？」
塗山先生
ありがとうございます！良い質問ですね！
では、病院で受けると思われる検査を挙げてみましょう。
病院で受ける主な検査
・採血
・心電図
・呼吸機能検査
・骨密度検査
・CT
・MRI
・核医学検査
・胃カメラ
・大腸カメラ
・PET
色々ピックアップしてみましたが、とりあえず全部OKですよ。
まずCT検査は特に何も問題ありません。
では、次はMRI検査はどうなのでしょうか？
MRI検査の場合は、検査する前に放射線技師さんから「何か身体の中に金属は入っていませんか？」という問診を受けます。
たえこさん
人工股関節が入っていますよ。
放射線技師
MRI検査をしても良いと言われていますか？
たえこさん
良くわかりません・・・
そうなってしまうと、検査を行う病院から手術を行った病院に連絡し、
「人工股関節が入っているようなのですが、MRI撮影しても構いませんか？」
と質問されます。
塗山先生
MRI撮影、OKですよ！
手術を行った病院が返事をするまで検査が進まないわけですから、MRI検査を受けるまでに時間がかかってしまうので気を付けましょう！
というわけで、CTやMRIなど特に検査を受ける事は問題ありませんので覚えておいてください！
以上です！
人工股関節置換術後の検査の制限は特にありません。
「そろそろ胃カメラの検査受けなければ・・・」
小学校低学年の時はプロ野球選手になりたかった整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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