おはようございます!
痛みに対しては割と我慢強い塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工膝関節置換術の疼痛コントロールについてです。
人工膝関節置換術は、整形外科のなかでも術後の痛みが最も強い手術と言われています。
痛みを取るための手術なのに、術後の痛みが強いのは嫌ですよね…。
昔は術後の痛みが強くても、とにかくスパルタでリハビリを頑張れ!頑張れ!とやっていた時代もありました。
鬼コーチですよね笑
しかし、今は違います。
とにかくいかに術後の痛み(疼痛)が出ないようにコントロールするかが大事な時代になりました。
術後の痛みのコントロールをすることが、リハビリを進めていくうえでは非常に大事になります。
術後の痛みがコントロールされない場合に、術後疼痛症候群といって慢性の痛みになる可能性があります。
そのため、人工膝関節置換術においては、色んな角度から鎮痛を行うことがとても重要です。
Multimodal pain management(多角的鎮痛法)といって、様々な角度から鎮痛することによって、術後の痛みをかなり和らげるようにできるようになりました。
痛みを出来るだけコントロールした状態で、リハビリを頑張っていきましょう!
今後も出来るだけ術後に痛みを感じないようにしていきます!
宜しくお願い致します!(深くお辞儀)
目指せ!!無痛!!
術後の痛みを可能な限り抑える事に全力を尽くす!
アイスのなかでは爽が好きな整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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