膝関節12 変形性膝関節症に対する再生医療

再生医療 膝関節

おはようございます!
正座は滅多にすることがない塗山正宏です。




今回のテーマは、

変形性膝関節症に対する再生医療についてです。





前回の記事で変形性膝関節症に対するPRP(Platelet Rich Plasma)の注射について触れました。

このPRP注射を試してみる価値がある方というのは、

PRP注射の適応

・ヒアルロン酸注射が効果がない

・人工関節の手術を勧められているが、手術はしたくない

・1回の注射で長い鎮痛効果を得たい

・慢性化している膝関節痛を改善したい

などが挙げられます。

手術を悩んでいるかたは、人工膝関節置換術をやる前に一度PRPの注射を試してみる価値は十分にあるかと思います。

もし注射しても膝関節の痛みが改善しなければ、人工膝関節置換術の手術をしたほうがいいでしょう。

ただし、膝関節の変形が重度になれば、PRPの注射では改善の効果が得られない可能性が高くなりますので、効果が期待できるかどうかは担当医師とよく相談するべきです。

ちなみに通常の整形外科クリニックではPRP注射は行っていても、手術は基本行っていません。

しかし、私の場合はPRPの注射も、人工膝関節置換術もどちらも対応しておりますのでご安心ください(さわやか笑顔)。

私はPRPのなかでもより変形性膝関節症に適したPRPを濃縮したPFC-FD注射を行っています。

PRP治療に興味があるかたは是非検討してみてください!

長引く膝の痛みに対しては、PRP注射を検討してみましょう!

犬

「にゃん♪」



筋トレで定期的に肩を痛めることがある整形外科医の塗山正宏でした。


【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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