おはようございます。
仕事をするのは嫌いじゃない塗山正宏です。
むしろ仕事は好きな方ですね(笑顔)
今回のテーマは、
人工股関節置換術とセカンドオピニオンについてです。
セカンドオピニオンとは「現在かかっている医師とは別の医師に診断や治療方針について意見を求めること」です。
人工股関節の手術を受ける時に色々悩む事があると思います。
・手術をどこで受けるのか?
・手術を受ける病院をどこにするのか?
・誰に手術をしてもらうか?
決める時ってなにを参考に決めますか?
私の考えとしては、手術を決める際に一人の医者の意見だけを聞くだけではなく、別の医師の意見を聞くのもありかと思います。
治療方針については色々な医師の意見があるでしょうからね。
というわけで、セカンドオピニオンを考えることは有効な選択肢かと思います。
一人の医師の意見が必ずしも正しいとは限らないからです。
そうです。
私の言ってることも必ずしも正しいとは限らないってことです汗。
だから私の言っている事を全て信じてはいけないかもしれませんから気を付けてください笑。
話は変わりますが、
例えば、良くなると思って手術を受けたのに、手術後の経過が良くない場合があるかと思います。
担当医からは「問題ないです、このまま様子みましょう」と言われている。
でも、しばらく様子を見ているが全然良くなる気配がない・・・。
本当にこのままこの先生に診てもらっていて大丈夫なのか?
段々と不安になりますよね・・・
そういう風に疑問や不安になるようなことがあれば、セカンドオピニオンを考えたほうがいいでしょう。
現在行われている治療が間違っている可能性がありますし、より良い治療方法があるかもしれません。
セカンドオピニオンを嫌がる先生がいたりしますが、そこは遠慮なくセカンドオピニオンを求めましょう。
自分自身が行っている治療に自信がある先生はセカンドオピニオンを嫌がったりしませんから。
はい、というわけで、私は全く嫌がりませんので、セカンドオピニオン受けたい場合は遠慮なく言ってくださいね(笑顔)
ただし、変形性股関節症の治療方針の場合は、治療の選択肢がある程度限られているので、セカンドオピニオンをしてもどれだけ意味があるのかっていうところではありますが・・・。
人工股関節の手術方法に関しては、セカンドオピニオンを求めるのはありかもしれませんね。
治療に疑問が生じたらセカンドオピニオンを考えよう!
「ワイキキビーチでゆっくりしたいな~」
久しぶりにバッティングセンターに行きたい塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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