おはようございます。
ロボットダンスをマスターしたい塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工股関節置換術とロボット手術についてです。
最近、人工関節手術の領域にロボットが進出してきています。
簡単に言えば、ロボットに人工関節の手術をしてもらうってことです。
ロボットに大腿骨や骨盤の骨を削ってもらったり、ロボットにサポートされながら医師が骨を削ったりと、色々なパターンがあります。
ロボットの利点としては、
反対にロボットを使う欠点としては、
ふと考えると欠点のほうが多くなってしまいましたね(笑)
というわけで、
私は現状ロボットを使うメリットをあまり感じていないので、試しにロボットを使うことはあるかもしれませんが、継続的に使う事はないかもしれません・・・。
自分の手がロボットだと思っているので笑。
病院のなかには、ロボットによる人工関節の手術を売りしているところがあるかと思います。
そうすると、患者さんのなかには、
「え?ロボット?凄そう!最先端っぽい!」
と飛びつく方もいるかもしれません。
しかし、筋肉や腱などの軟部組織をどう扱うかは、ロボットでは対応出来ません。
何事も良い点もあれば、悪い点もあるって事です。
本当にロボットを使うことが良いのかどうか。
本当に優れたものが出て来れば、使うかもしれませんが…笑
どんな事もよく吟味することが大事かなと思います。
人工関節手術のロボットには利点も欠点もあり
「ET」
家事をやってくれるロボットがほしい整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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