おはようございます。
今まで大きな怪我はしたことがなく、杖生活はしたことがない塗山正宏です。
本日のテーマは
人工股関節置換術と杖についてです。
患者さんからよく質問されるものとして、
えいこさん
手術後は杖を使ったほうが良いですか？
って、度々質問されます。
結論としては、
塗山先生
術後早期は必ず使用するようにしましょう！
理由としては、
術後早期に杖を使用したほうが良い理由
①術後早期は筋力低下があり、手術した脚に過度な負担がかからないようにするため。
②手術した脚に過度な負担がかかると、ステム周囲に骨折を起こすリスクがあるから。
③手術した脚の筋力が弱いため、杖が無いと正しい姿勢で歩く事が出来ないから。
④手術した脚の筋力が弱いため、過度な負荷により強い筋肉痛が出てしまうため。
などなど、色々な理由があり杖の使用を勧めます。
無理に杖を早くはずして、トラブルが起きてしまっては勿体ないですからね。
元々の筋力があればあるほど、実際には杖を使用する期間は短くなりますね。
筋力が弱い人ほど、杖をしばらく使用したほうが無難でしょう。
焦りは禁物ですよ！
人工股関節置換術の術後早期は必ず杖を使用しましょう！
「定期的にハンバーガーを食べたくなる！」
ぱくぱく象さんの動画をみて大食いした気分になる整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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