おはようございます!
普段はスニーカーを履くことが多い塗山正宏です。
いつでも走る事が出来るように!笑
今日のテーマは、
人工股関節置換術と靴についてです。
手術後のリハビリでは、どんな靴を選べばいいのでしょうか?
すこし具体例を挙げてみましょう。
①踵までしっかりあるスニーカー
サンダルやスリッパは脱げて転んでしまう可能性があるため、歩行練習を行うリハビリには向いていません。
踵までしっかりあるタイプのスニーカーが良いですね。
②靴べらで履きやすい
術後は脱臼の危険性や脚の上げにくさを補助する為に、靴の着脱は靴べらを使用します。
スリッポンタイプのスニーカーが履きやすいかと思いますが、マジックベルトやひもタイプのスニーカーでも、緩めにしておく事で靴べらでの着脱が可能になります。
③靴底がすり減っていない
靴底の内側や外側がすり減っているスニーカーは避けましょう。
今までの癖で内側がかなりすり減っていたり、反対に外側がかなりすり減っている靴は辞めましょう。
手術後はいかにバランス良く歩くためのリハビリをしていきますので、靴のバランスが崩れていると、正しい姿勢で綺麗に歩く事が出来ません。
せっかく手術をしたのにもったいないですよね。
手術をして関節の変形が治ったのですから、綺麗に歩きましょうよ!
モデル歩きしちゃいましょうよ!笑
デルモ!デルモ!
ちゃんとした靴でリハビリを行いましょう!
「あなたが履いていたのはこのガラスの靴ですか?それとも・・・」
大人になってからずっと足のサイズは27.5㎝の整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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