おはようございます。
週に1回くらい爪切りをするようにしている塗山正宏です。
手を常に清潔に保つように意識している手タレです(^^)/。
今日のテーマは、
変形性股関節症と爪切りについてです。
変形性股関節症が進行してくると、ひとつ困ることが出てきます。
股関節の可動域が制限されることによって、「自分で足の爪切りが出来なくなる」ことです。
変形性股関節症は、変形が進行してくると徐々に股関節の可動域が狭くなっていきます。
股関節の動きとしては、
1.屈曲…脚を曲げる
2.伸展…脚を伸ばす
3.外転…脚を外側へ開く
4.内転…脚を内側へ入れる
5.外旋…脚を外へ回転させる
6.内旋…脚を内へ回転させる
この6つの動きがあります。
足の爪切りを行うには、この股関節の動きのなかでも、
1.屈曲…脚を曲げる
3.外転…脚を外側へ開く
5.外旋…脚を外へ回転させる
股関節の屈曲と外転と外旋の動きが必要になります。
この動きが制限されてくると、足の爪切りが出来なくなってしまうのです。
日常生活のなかで、自分の足の爪切りが出来ないのって不便ですよね。
切りたいけど切れない…。
手が足に届かない…。
そうならないためにも、股関節のストレッチを行い、可動域が狭くならないようにしていきましょう。
股関節のストレッチを継続しても、足の爪切りが困難である場合にはストレッチで可動域を改善させるのは既に困難な状態かもしれません。
既に末期の変形性股関節症になっている可能性があります。
そのような状態の時には、手術を検討したが良いでしょう。
ずっと不自由な生活を送り続けるのは、時間が勿体ないですからね!
人生は、楽しむために時間が与えられていますからね(^^)/。
自分で足の爪切りが出来なくなったら、手術を検討しましょう。
「ストレッチをやりつつ瞑想もしましょう!」
学生時代はかかと落としが得意技だった整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
コメント