股関節207 人工股関節置換術と金属アレルギー

金属アレルギー 股関節

おはようございます。
若かりし頃はシルバーアクセサリーにはまっていた時期がある塗山正宏です。
主に学生時代ですけどね笑。




今回のテーマは、

人工股関節置換術と金属アレルギーです。






手術を受ける人のなかには、金属アレルギーがある人がいると思います。

金属アレルギーの原因として多いのは、ニッケル、次にコバルトクロムです。

ステンレス合金はクロムニッケルを含みます。

コバルトクロム合金はコバルトクロムを含みます。

私自身は、基本的に金属アレルギーが起きない素材の人工股関節のインプラントを選択しています。

具体的には人工股関節で使用する金属はチタン合金になります。

人工股関節のインプラントは基本チタン合金になりますので、金属アレルギーが出る確率は殆どないでしょう。

ちなみに、今まで私が人工股関節の手術を行った患者さんで実際に金属アレルギーを発症したケースはありません。

もし仮に金属アレルギーがあると思っている方も、御心配なく人工股関節の手術は受けることが可能ですので、御安心ください!




金属アレルギーがあっても、人工股関節の手術を受ける事は可能です!

「なんで君はいつも宿題を持ってくるの忘れるんだ!」
「宿題はやったのですが・・・持ってくるのを・・・」

歳を取れば取るほど、ダメ出しをされる機会が減ってきている気がする整形外科医の塗山正宏でした。



【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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