おはようございます!
体重が増えすぎないようにいつも気をつけている塗山正宏です。
体重測定は大事!
今回は、
変形性膝関節症とダイエットについてです。
ダイエット!それは女性の永遠のテーマ!笑
全国60人くらいのファンの皆さん、おはようございます!
整形外科医の塗山正宏です。
今日は変形性膝関節症について、特にダイエットがその進行に与える影響についてお話ししたいと思います。
変形性膝関節症は、関節軟骨の劣化や変形によって引き起こされる代表的な関節疾患です。
痛み、腫れ、可動域の制限などの症状を引き起こし、生活の質を低下させることがあります。
しかし、幸いなことに、ライフスタイルの変化や適切な管理によって、症状の進行を遅らせたり、改善させることができます。
その中でも、ダイエットが重要な要素となります。
ダイエットが変形性膝関節症の進行に与える影響は大きく、以下のような点で重要です。
・肥満の膝への影響:肥満は膝関節への負担を増加させ、変形性膝関節症のリスクを高めます。体重が増加すると、膝にかかる圧力も増大し、軟骨の摩耗を促進させることが知られています。特に、階段の上り下り時には体重の6〜7倍もの負荷が膝にかかるため、肥満の人は膝の軟骨がすり減りやすくなります。
・ダイエットの効果:ダイエットによる体重の減少は、膝への負担を軽減し、変形性膝関節症の症状の改善に寄与します。適切な体重管理は、膝の健康を維持し、痛みや不快感を減らすために非常に重要です。食事と運動の両面からアプローチすることが推奨されており、元々の体重にもよりますが、月に1〜2kgの減量ペースが理想的になります。
・運動療法の重要性:運動療法は、筋力を維持し強化することで膝関節を支え、軟骨への負担を減らす効果があります。ウォーキングや水泳、軽いジョギングなどの有酸素運動と、筋トレなどの無酸素運動を組み合わせることで、さらに効果が高まります。ただし、膝の痛みを感じない程度の運動を選び、無理のない範囲で行うことが重要です。無理は禁物です。
・食事療法のポイント 食事療法では、摂取カロリーを抑えつつ、必要な栄養素をバランスよく摂取することが基本です。ビタミンやミネラルを含む食材を積極的に取り入れ、野菜や海藻類は1日に350g摂ることを意識しましょう。また、甘いものや脂っこいものは控えることが推奨されています。
変形性膝関節症の進行を遅らせるためには、日頃からの体重管理と運動、正しい姿勢の維持が鍵となります。
痛みが強い場合は、水中ウォーキングや自転車漕ぎなど、膝に負担の少ない運動を選び、痛みを感じたら無理をせず、適切な治療を受けることが重要ですよ!
常日頃のケアがとても大事っていうことですね。
膝を労わって生活していきましょう!
膝の健康のためにも体重はコントロールしていきましょう!
「誰か助けて~~~!!」
ドッキリで落とし穴には落ちたくない整形外科医の塗山正宏でした!
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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